ゴハン

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札幌も良い季節になってきましたね、

安春公園の桜も満開!!ワンちゃん連れでお花見をしている方もいらっしゃいました!

 

当院では、院内セミナーを積極的に開き、病院スタッフの知識の向上を計っています。

今までに、ヒルズさん、ロイヤルカナンさん、ビルバックさんのメーカーの方にお願いして、療法食(フード)や、シャンプー、デンタルケアなどのセミナーを実施してきました。

 

「医食同源」という言葉の通り、ワンちゃん、ネコちゃんが毎日口にするゴハンは、健康と大きな関係があります。

当院で現在、患者さんに定期的にお出ししている療法食として、

 

メタボリックス ・・・代謝に関わる独自の原材料を配合

r/d ・・・低脂肪、低カロリーで、脂肪代謝に必要な成分を増量

z/d ・・・アレルギーを起こしにくい加水分解タンパク質で作られている

y/d ・・・ヨウ素を制限し、過剰な甲状腺ホルモンの産生を抑える

腎臓サポート ・・・リン、タンパク質の量を調整することで、腎臓病の進行を遅らせる

心臓サポート1+関節サポート ・・・ナトリウムの量を調節し、心臓病の進行を遅らせる

pHコントロール・pHコントロールライト ・・・尿石症の原因となる物質を制限し、尿の酸性・アルカリ性を調節し、尿量も増える

低分子プロテイン・低分子プロテインライト ・・・アレルギーを起こしにくい加水分解タンパク質で作られている

猫の消化器サポート(可溶性繊維) ・・・便の粘滑性を高める成分(ぬるっと出る)を配合

糖コントロール ・・・食後の血糖上昇が緩やかになる原料を使用

満腹感サポート ・・・減量が必要な猫ちゃんの糖尿病の食事管理

 

があります。

ゴハンというより、治療の一環、と言えるものも多いと思います。

その子の病態にあったゴハンに切り替えるだけで劇的に症状が良くなる場合もありますし、いつも使っている薬の量を減らせる場合もあります。

薬を色々服用するよりも、ゴハンで改善できる部分はしてあげた方がより動物の体への負担は少なくなると思います。

 

療法食は、同じ病気でも初期~末期などの病期や動物の体型などに合わせて、色々な種類が販売されています。

その選択を間違えると、逆に病気の進行を早めたり、全身状態を悪くする場合もありますので、獣医師に相談の上、療法食を開始することをお勧めします。

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当院のスタッフは看護師も含め全員、ロイヤルカナン栄養管理アドバイザーの認定を受けております。

ゴハンのことは何でも、お気軽にご相談ください。

 

ちなみに我が家のシーズー、ラブちゃんは心臓を患っていますが、心臓サポート1+関節サポートを食べていますヨ。

 

 

 

2015年4月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin