病院からのお知らせ、病院での出来事などを、お届けします。
はるにれだより
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ぴょんこの避妊手術
夏休みに、子供たちとニセコアンヌプリに登ってきました。
夏休みの予定も、子供との約束も、すべて来院される動物の健康状態次第という仕事ではありますが、今回は何とか行くことができました!
朝5時前に札幌を出発して車でニセコへ、前日からキャンプで泊まっていた子供と合流し、9時過ぎより登山開始という、強行スケジュールでしたが、雲を見下ろす頂上からの絶景は、本当にきれいでした!!
先日、我が家の愛うさぎ、ミニレッキスのぴょんこちゃんを避妊手術しました。
「うさぎさんは、手術後に食欲不振が問題になることがワンちゃん、ネコちゃんに比べて多いです」
「うさぎさんは、食欲が落ちると糞が小さくなります」
などと、病院ではお話ししておりますが、自分が手術したぴょんこが、ずーっと我が家の茶の間にいるというのは、落ち着かないものですね。
テレビを見ていても、ぴょんこのうんちの方にばかり目がいってしまいました(笑)。
メスのウサギさんは、子宮の疾患が多いため、若いうちの避妊手術をおすすめしています。
はるにれ動物病院のなかまが増えました!
ゴハン
札幌も良い季節になってきましたね、
安春公園の桜も満開!!ワンちゃん連れでお花見をしている方もいらっしゃいました!
当院では、院内セミナーを積極的に開き、病院スタッフの知識の向上を計っています。
今までに、ヒルズさん、ロイヤルカナンさん、ビルバックさんのメーカーの方にお願いして、療法食(フード)や、シャンプー、デンタルケアなどのセミナーを実施してきました。
「医食同源」という言葉の通り、ワンちゃん、ネコちゃんが毎日口にするゴハンは、健康と大きな関係があります。
当院で現在、患者さんに定期的にお出ししている療法食として、
メタボリックス ・・・代謝に関わる独自の原材料を配合
r/d ・・・低脂肪、低カロリーで、脂肪代謝に必要な成分を増量
z/d ・・・アレルギーを起こしにくい加水分解タンパク質で作られている
y/d ・・・ヨウ素を制限し、過剰な甲状腺ホルモンの産生を抑える
腎臓サポート ・・・リン、タンパク質の量を調整することで、腎臓病の進行を遅らせる
心臓サポート1+関節サポート ・・・ナトリウムの量を調節し、心臓病の進行を遅らせる
pHコントロール・pHコントロールライト ・・・尿石症の原因となる物質を制限し、尿の酸性・アルカリ性を調節し、尿量も増える
低分子プロテイン・低分子プロテインライト ・・・アレルギーを起こしにくい加水分解タンパク質で作られている
猫の消化器サポート(可溶性繊維) ・・・便の粘滑性を高める成分(ぬるっと出る)を配合
糖コントロール ・・・食後の血糖上昇が緩やかになる原料を使用
満腹感サポート ・・・減量が必要な猫ちゃんの糖尿病の食事管理
があります。
ゴハンというより、治療の一環、と言えるものも多いと思います。
その子の病態にあったゴハンに切り替えるだけで劇的に症状が良くなる場合もありますし、いつも使っている薬の量を減らせる場合もあります。
薬を色々服用するよりも、ゴハンで改善できる部分はしてあげた方がより動物の体への負担は少なくなると思います。
療法食は、同じ病気でも初期~末期などの病期や動物の体型などに合わせて、色々な種類が販売されています。
その選択を間違えると、逆に病気の進行を早めたり、全身状態を悪くする場合もありますので、獣医師に相談の上、療法食を開始することをお勧めします。
当院のスタッフは看護師も含め全員、ロイヤルカナン栄養管理アドバイザーの認定を受けております。
ゴハンのことは何でも、お気軽にご相談ください。
ちなみに我が家のシーズー、ラブちゃんは心臓を患っていますが、心臓サポート1+関節サポートを食べていますヨ。
モエレ山爆走そり大会
子どもが、モエレ山爆走そり大会に出場しました。
ダンボールで自作したそりで、モエレ山の全長120mのコースをすべり、タイムを競う、という実にシンプルな大会、今年で第5回目だそうです。
2月なのに雨という残念な天候でしたが、大人も子どもも、東区長も(!)、雨にも負けず一生懸命ゴールを目指す姿は、多くの人に感動と笑顔を与えてくれました。
ちなみに、子ども4人で平均年齢5歳(!)という我がチームも無事完走し、大人に混じり全80チーム中、42位と大健闘でした。
雪まつり期間中に開催されているため、私自身も今年初めて知った大会でしたが、面白そうだなと思った方、雪まつりに飽きてしまった方、来年、ぜひ応援に行ってみてください!
うさぎの診療
当院の場所柄なのか、うさぎさんの来院が比較的多いように感じます
うさぎさんの飼い主さんと話していると、食べ物など生活習慣を変えるのに苦労している方が多いようです
東京でうさぎの専門病院を開院されている斉藤久美子先生によると、うさぎでは飼い方で防げる病気がいまだに病気全体の70%を超えているとのこと
子うさぎのときからの、病気を引き起こさない食習慣や生活習慣が、長生きの第一歩かもしれませんね
うさぎさんの飼い主さんは知識の豊富な方が多く、基本的なことばかりかもしれませんが、無料のパンフレットを作成しましたので、一度目を通してみてください
昨年のクリスマス、我が家にはサンタが来ました
今年もクリスマスが近づいてきたある日、5歳の息子が真剣な表情で質問してきました
「友達の家はみんな、去年、夜寝ている間にサンタさんが来てプレゼント置いて行ったって言ってたよ。
なんでうちだけ、みんな起きているときにサンタさんが入って来たの?」
「なんでだろうね・・・」とだけ答えて、サンタに今年は我が家も寝ている間にそっとプレゼントを置いといてもらうように頼んでおきました
何日か後、息子が教えてくれました。
「父ちゃん、なんでうちだけみんな起きているときにサンタさんが来たか、おれ、わかったよ。
それはね、警備(ホームセキュリティーのこと)がかかっているからだよ!」
(^o^)!!5歳ながら、しっかり自分なりの結論を出した息子にちょっと感心しました
そしてサンタがやってくるクリスマスの日だけは、一晩我が家のホームセキュリティーを解除しておきました
今年もあと残りわずかになりました。
皆さん、良いお年をお迎えください!!