実は、当院看板犬のフランには、もう一つ大切なお仕事があります。
それは、札幌市小動物獣医師会のセラピー犬としての、アニマルセラピー活動です。
やんちゃざかりのフランは、お年寄りの方とのふれあいよりも、まだまだ他のセラピー犬の方ばかり気になってしまいますが、
ベテランセラピー犬、チョコちゃんを見習いつつ、落ち着いた一人前のセラピー犬目指して修行中です。
セラピー活動終了後は、病院で遊びます。
しっぽふりふり、大はしゃぎのフランと、遠い目をしているチョコちゃんです。
011-763-8020
〒001-0908 札幌市北区新琴似8条14丁目6-7
今月より、北海道獣医師会による熊本地震の募金箱を設置しました。
すでに多くの方にご協力頂きました。
本当にありがとうございます。
皆様に少しでも参考になればと、ワンちゃん、ネコちゃんの災害時対策についてまとめてみました。
以上、環境省によるガイドラインから大まかに抜粋しました。
病院の周辺地域では、新琴似西公園(一時避難場所)、新琴似西小学校(宿泊避難場所)となります。
当院の診察手帳は、狂犬病、混合ワクチン、フィラリア症の予防歴等も記入してありますので、災害時に携行してもらうと、そのまま役立つのではないかと思います。マイクロチップも当院で装着可能です。
皆様も、避難場所など一度ご確認ください。
最後に、災害時にワンちゃん、ネコちゃんを守るには、まず飼い主が無事でいる必要があります。家具の固定など、住まいの防災対策もご確認ください。
先日、クマ牧場に行ってきました。
このおねだり姿を見ると、何回来てもクマさん用おやつを買ってしまいます。
しかし、今回は脂肪を蓄えやすい冬に行ったからか、近くにおやつを投げてもうまく受け取れず、大きな体でアタフタ下に落ちたおやつを探してばかり。
そしてその間にカラスが飛んできて、おやつを横取りされていました。
こんな姿をみていると、職業病でしょうか、私はこのクマが肥満気味のワンちゃんに見えてきました・・・。
肥満のワンちゃん、ネコちゃんでは、関節疾患、糖尿病、肝疾患、心血管疾患、呼吸器疾患、皮膚病など色々なリスクが高まります。
そして、寿命(生存期間中央値)は適正体重の犬で13.0歳、肥満犬で11.2歳だった、という報告があります。
つまり統計的に調べてみると、太ったワンちゃんより適正体重のワンちゃんの方が、約2年長生きしている、ということになります。
私も、ひとりの飼い主としてフランを適正体重で長生きさせたいな、と思います。
これからの季節、愛犬・愛猫の体重の増加にはご注意くださいね!
やって来たときは8kgだったフランも、あっという間に我が家の子供の体重を追い越して、現在21.5kg。
順調に大きくなっておりますヨ。
最近、食欲も少し落ち着いてきたので、そろそろ成長もおしまいかな?(おしまいだと良いな・・・)。
フランは、私といつも一緒にいます。
朝の診療開始前に2階の自宅より降りてきて、夜、診療終了とともに2階に上がっていきます。
しかし、そこにひとつ問題が・・・。
散歩でよく行く安春川の階段は、すぐ昇り降りするようになりました。
でも、我が家の階段を昇り降りする気配は全くみられません。
そのため、1日2回、こんな光景が・・・。
依然としてジワジワと成長を続ける体重と、全く自分で階段を昇ろうとしないフランののほほんとした表情に、今後がちょっと心配になってしまう、今日この頃です。
夏休みに、子供たちとニセコアンヌプリに登ってきました。
夏休みの予定も、子供との約束も、すべて来院される動物の健康状態次第という仕事ではありますが、今回は何とか行くことができました!
朝5時前に札幌を出発して車でニセコへ、前日からキャンプで泊まっていた子供と合流し、9時過ぎより登山開始という、強行スケジュールでしたが、雲を見下ろす頂上からの絶景は、本当にきれいでした!!
先日、我が家の愛うさぎ、ミニレッキスのぴょんこちゃんを避妊手術しました。
「うさぎさんは、手術後に食欲不振が問題になることがワンちゃん、ネコちゃんに比べて多いです」
「うさぎさんは、食欲が落ちると糞が小さくなります」
などと、病院ではお話ししておりますが、自分が手術したぴょんこが、ずーっと我が家の茶の間にいるというのは、落ち着かないものですね。
テレビを見ていても、ぴょんこのうんちの方にばかり目がいってしまいました(笑)。
メスのウサギさんは、子宮の疾患が多いため、若いうちの避妊手術をおすすめしています。
札幌も良い季節になってきましたね、
安春公園の桜も満開!!ワンちゃん連れでお花見をしている方もいらっしゃいました!
当院では、院内セミナーを積極的に開き、病院スタッフの知識の向上を計っています。
今までに、ヒルズさん、ロイヤルカナンさん、ビルバックさんのメーカーの方にお願いして、療法食(フード)や、シャンプー、デンタルケアなどのセミナーを実施してきました。
「医食同源」という言葉の通り、ワンちゃん、ネコちゃんが毎日口にするゴハンは、健康と大きな関係があります。
当院で現在、患者さんに定期的にお出ししている療法食として、
メタボリックス ・・・代謝に関わる独自の原材料を配合
r/d ・・・低脂肪、低カロリーで、脂肪代謝に必要な成分を増量
z/d ・・・アレルギーを起こしにくい加水分解タンパク質で作られている
y/d ・・・ヨウ素を制限し、過剰な甲状腺ホルモンの産生を抑える
腎臓サポート ・・・リン、タンパク質の量を調整することで、腎臓病の進行を遅らせる
心臓サポート1+関節サポート ・・・ナトリウムの量を調節し、心臓病の進行を遅らせる
pHコントロール・pHコントロールライト ・・・尿石症の原因となる物質を制限し、尿の酸性・アルカリ性を調節し、尿量も増える
低分子プロテイン・低分子プロテインライト ・・・アレルギーを起こしにくい加水分解タンパク質で作られている
猫の消化器サポート(可溶性繊維) ・・・便の粘滑性を高める成分(ぬるっと出る)を配合
糖コントロール ・・・食後の血糖上昇が緩やかになる原料を使用
満腹感サポート ・・・減量が必要な猫ちゃんの糖尿病の食事管理
があります。
ゴハンというより、治療の一環、と言えるものも多いと思います。
その子の病態にあったゴハンに切り替えるだけで劇的に症状が良くなる場合もありますし、いつも使っている薬の量を減らせる場合もあります。
薬を色々服用するよりも、ゴハンで改善できる部分はしてあげた方がより動物の体への負担は少なくなると思います。
療法食は、同じ病気でも初期~末期などの病期や動物の体型などに合わせて、色々な種類が販売されています。
その選択を間違えると、逆に病気の進行を早めたり、全身状態を悪くする場合もありますので、獣医師に相談の上、療法食を開始することをお勧めします。
当院のスタッフは看護師も含め全員、ロイヤルカナン栄養管理アドバイザーの認定を受けております。
ゴハンのことは何でも、お気軽にご相談ください。
ちなみに我が家のシーズー、ラブちゃんは心臓を患っていますが、心臓サポート1+関節サポートを食べていますヨ。
子どもが、モエレ山爆走そり大会に出場しました。
ダンボールで自作したそりで、モエレ山の全長120mのコースをすべり、タイムを競う、という実にシンプルな大会、今年で第5回目だそうです。
2月なのに雨という残念な天候でしたが、大人も子どもも、東区長も(!)、雨にも負けず一生懸命ゴールを目指す姿は、多くの人に感動と笑顔を与えてくれました。
ちなみに、子ども4人で平均年齢5歳(!)という我がチームも無事完走し、大人に混じり全80チーム中、42位と大健闘でした。
雪まつり期間中に開催されているため、私自身も今年初めて知った大会でしたが、面白そうだなと思った方、雪まつりに飽きてしまった方、来年、ぜひ応援に行ってみてください!
当院の場所柄なのか、うさぎさんの来院が比較的多いように感じます
うさぎさんの飼い主さんと話していると、食べ物など生活習慣を変えるのに苦労している方が多いようです
東京でうさぎの専門病院を開院されている斉藤久美子先生によると、うさぎでは飼い方で防げる病気がいまだに病気全体の70%を超えているとのこと
子うさぎのときからの、病気を引き起こさない食習慣や生活習慣が、長生きの第一歩かもしれませんね
うさぎさんの飼い主さんは知識の豊富な方が多く、基本的なことばかりかもしれませんが、無料のパンフレットを作成しましたので、一度目を通してみてください
昨年のクリスマス、我が家にはサンタが来ました
今年もクリスマスが近づいてきたある日、5歳の息子が真剣な表情で質問してきました
「友達の家はみんな、去年、夜寝ている間にサンタさんが来てプレゼント置いて行ったって言ってたよ。
なんでうちだけ、みんな起きているときにサンタさんが入って来たの?」
「なんでだろうね・・・」とだけ答えて、サンタに今年は我が家も寝ている間にそっとプレゼントを置いといてもらうように頼んでおきました
何日か後、息子が教えてくれました。
「父ちゃん、なんでうちだけみんな起きているときにサンタさんが来たか、おれ、わかったよ。
それはね、警備(ホームセキュリティーのこと)がかかっているからだよ!」
(^o^)!!5歳ながら、しっかり自分なりの結論を出した息子にちょっと感心しました
そしてサンタがやってくるクリスマスの日だけは、一晩我が家のホームセキュリティーを解除しておきました
今年もあと残りわずかになりました。
皆さん、良いお年をお迎えください!!